ここのところ、朝自宅を出てから「あれっ?何か忘れた!!」となって一瞬引き返しかけるということを繰り返しています。一般的には「消し忘れたかも症候群」であったり「強迫神経症」と言われるもので、病院に行ったほうが良いのではないかと思うのですが、私の場合はたぶんそうではなくて、タバコが原因と思います。
こういうことです。
朝出掛けに忘れ物を確認する時は右ポケット、左ポケット、お尻の左右ポケットをポンポン叩いて確認してから出かけるようにしており、タバコを吸っていた頃はズボンの左後ろのポケットにタバコとライターを入れておくことが多かったので、左後ろのポケットを叩いて、ああ忘れてないと安心していたわけです。今はタバコもライターも持ち歩かないので左の後ろポケットが空ですから、何か忘れた!となってしまっているのだと思います。
じゃあなんで禁煙してすぐそうならなくて今になって突然?という疑問が出てくると思いますが、これはこれで説明できます。
禁煙し始めの頃は自分の意識の中では「タバコを吸っている」という状況が主で「禁煙している」というのが従なので「通常左後ろポケットに入っているものはタバコであり今は禁煙しているから無いのである」という認識がとっさに出てきていました。しかし今は「タバコを吸っていない」という状況が主で「タバコを吸っている」という状況が従(というか過去)なわけです。であればポケットには何も入っていないのが定常状態なので何も混乱することなど無さそうなものですが、そこが難しいところです。
行動記憶というのか「ポケットを叩いた時にいつも硬いものが入っていた気がするが、今は何も入っていないから忘れ物した気がする」という風に思ってしまうのです。タバコを吸っていればタバコ忘れた!になるのですが禁煙状態が定常なので、そもそも何が入っていたか思い出せない、ということなのではないかという気がします。
ふーー。専門家でも無いのに記事のネタに困って適当なことを書いてしまったかもしれませんが、そんなに間違ってもいないような。
そんな行動記憶に悩まされはじめてきた107日目、皆様いかがお過ごしでしょうか。
世の中は盆踊りと花火大会とお墓参りで浮かれているようですが私は今日も仕事です。
一応、ちょっと早目に帰っちゃおうかと画策しています。
それでは、禁煙を継続できていることをご先祖様にご報告できたことを感謝しながら終わらせて頂こうと思います。
ありがとうございました。