昨晩軽く食事をしていたのですが、その時プログラマの働き方についての話になりました。

どういう話かというと、客先常駐と受託案件で社内で働くのとどちらが良いかという話です。どちらも一長一短あるのですが、私が思うに基本的には客先常駐のほうが良かろうと思っています。何故かと言うと、同じ現場に長くいない前提であれば多くの会社多くの現場に関われるので、仕事の仕方、技術面、対人関係の面、少人数プロジェクトや多人数プロジェクトでの進め方の違い、など色々な点で幅広い経験を得ることができるからです。ある現場では新しい技術に触れて教えを請うたり、別の現場では自分が教える立場だったり、無駄な仕事の仕方をしている現場でイライラしたり、凄く効率的な仕事をしていてとても勉強になったり、とにかくボケるヒマが無い程に色々な刺激をうけることができます。また、原則として一つの案件のみに関わることになるので、精神的に余裕をもって仕事に関わることができると思います。

受託案件などで社内で開発している場合は、当然ながら失敗することはできないので社内的に枯れた技術を使う傾向があり、新しい技術の導入にはちょっとネガティブになってしまうことが多いですし、周辺ツール等は一度導入したら転換コストを考えるとどんどんリプレースしていくわけにもいかないので基本的に同じツールや同じ技術を継続して使うことになります。深堀りできるのでそれはそれで良いのですが、ちょっと刺激は足りない傾向があるような気がします。とはいいつつ、弊社でも受託開発をしているのですが多種多様な案件を頂いており、毎回新しい刺激を頂いておりハマる事も多いですが・・・
ただ、受託案件の場合は環境の選定や言語の選定も含めてやらせて頂くこともあり、それはそれでエキサイティングな経験だったりします。

まあバランスの問題なのかもしれませんが、いずれにしても一箇所だけでずっといるのではなくてプログラマはどんどん新しい環境に飛び込んでいって仕事をするのが吉ではないか、ということを言いたいのでした。

そんなことを考えた夜でした。
今日もタバコは吸わずに終えることができました。